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【安全確保】足場風荷重計算についての簡単な解説と概要を紹介!

 

安全確保として足場の風荷重計算をする必要があります。

しかし、一見すると非常に難しいと感じる方も少なくありません。

そこで今回は、足場の風荷重計算について計算式の簡単な内容について触れていきます。

これを読めば、足場の風荷重計算の導入にスムーズな計算ができるでしょう。

 

 

そもそも風荷重とは?

風荷重(かぜかじゅう)とは、風の圧力とその風が当たっている面積をかけた数字のことです。

厳密には「風圧力qに受圧面積(見付面積)Aをかけた値」になります。

「Qw=q×A」という計算式になります。

建物などにかかる風の荷重はどの程度かというのがこの式でわかるのではないでしょうか。

この意味を知っておくことで、いきなり風荷重という言葉が出てきてもパニックにならないはずです。

 

 

足場の風荷重計算の式とは

足場の風荷重計算に話を戻すと、計算式がすでに決まっています。

その計算式は、

「足場に作用する風圧力(N) =

地上高さZ(m)における設計用速度圧(N/平方メートル) × 足場の風力係数 × 作用面積(平方メートル)」

です。

ここで分からないのは、地上高さ(Z)における設計用速度圧(N/平方メートル)と足場の風力係数ですが、

これも計算でが求められます。

次の項目で解説しましょう。

 

 

地上高さ(Z)における設計用速度圧の求め方

まず、地上高さ(Z)における設計用速度圧は、次の計算式です。

「地上高さ(Z)における設計用速度圧 = 0.625 × 地上Zにおける設計風速(m/s)の2乗」

ここで分からないのは、地上Zにおける設計風速(m/s) ですが、こちらも計算で出せます。

「地上Zにおける設計風速(m/s) =

基準風速(m/s) × 台風時割増係数 × 地上Zにおける瞬間風速分布係数 × 近接高層建築物による割増係数」

ちなみに基準風速は、地域ごとに14m/s~20m/sの範囲で指定されています。

この設定値は、地域の基準風速を調べるとどの程度かわかるようになってます。

次の台風時割増係数、地上Zにおける瞬間風速分布係数、

近接高層建築物による割増係数は補正係数を指します。

これらの係数も地域などによって決まっているので調べておきましょう。

 

 

風力係数の出し方

風力係数の出し方も紹介します。

「足場の風力係数 =

(足場の第1構面(後踏み側)の風力係数 + 足場の第2構面(前踏み側)の風力係数 +

シート、ネット、防音パネル等の風力係数) × 建物に併設した足場の設置位置による補正係数」

で求められます。

それぞれ別に計算式が存在します。

これは、別途計算式を確認するのがおすすめです。

 

 

まとめ

足場の風荷重計算は、ややこしいと感じる方もいるかもしれません。

しかし、今回のように分解して考えると、理解も進みます。

まずは、風荷重の意味を知って、そのうえで足場のそれを理解しましょう。

 

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