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ー足場に養生シートを設置する方法と台風対策の方法を解説ー

 

足場の養生シートは足場上から資材や工具などの落下物の飛散を防止し、作業員や通行人の安全を守るほか、塗料や粉塵の飛散を防止するための重要なものです。

安全や保護を目的としたものですが、強風であおられると足場倒壊の危険性があるため注意が必要です。

 

ここでは、足場の養生シートの設置方法と、台風などの強風時の対策方法を解説します。

 

 

足場に養生シートを設置する方法

 

養生シートは基本的に足場全体を覆うように張っていきます。

足場にメッシュシートを覆いかぶせたら、メッシュシートのすべてのハトメに紐を通して、足場のパイプとメッシュシート同士をきつく結んでしっかりと固定します。

 

風の影響により、ハトメが破損してしまう可能性がありますので、安全性と長期間の使用を考慮してしっかりと固定することがポイントです。

 

また、高所に設置する場合はメッシュシートが風にあおられてしまうことがありますので、風が強い日の設置作業は避け、風の影響が少ない日に安全を確保したうえで行うことが大切です。

 

 

台風などの強風時の対策

 

足場のメッシュシートは強い風が吹くと非常に危険です。

メッシュシートが風にあおられて足場が倒壊し、工事中の建物や近隣の建物に衝突して大きな損害を出してしまう可能性があります。

最悪の場合、近隣住民や通行人への被害が及ぶ大事故になってしまうおそれもあります。

 

そのため、台風が来る前など、強風が吹く前の対策が重要です。

 

台風が接近しているときは、メッシュシートをすべて畳んで足場の支柱に縛っておきます。

メッシュシートがなくなれば、風は足場の隙間を通り抜けられますので、足場の揺れを最小限に抑えられ、足場の倒壊を防げます。

 

 

悪天候後は足場の点検が必要

 

足場事業者と元請事業主は、強風、大雨、大雪などの悪天候もしくは中震以上の地震などが発生したあとは、作業開始前に点検を行うことが義務付けられています。

 

労働安全衛生法で定義している「悪天候」とは次のとおりです。

 

・強風…10分間の平均風速10m/s以上

・大雨…1回の降雨量50mm以上

・大雪…1回の降雪量25cm以上

・中震…震度4以上

 

強風だけでなく、安衛法で定められた悪天候のあとは、作業前に足場の点検が必要です。

 

 

養生シートは正しく設置する

 

足場の養生シートは足場からの落下物から作業員や通行人を守ったり、塗料などの飛散を防止するために重要なものです。

 

しかし強風であおられやすいため、設置のときの天候には十分注意するほか、台風が接近しているときには事前にシートを畳むなどの対策が必要です。

 

足場の養生シートは安全基準を満たしたシートを使用し、設置の際にも十分注意を払って取り付けることが求められています。

 

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