くさび式足場の支柱の特徴とは?支柱の設置間隔・設置基準
くさび式足場の特徴は、緊結部の付いた支柱とくさびのついた部材です。
このページではくさび式足場の特徴的な部材である支柱について解説します。
くさび式足場の支柱の特徴
支柱の特徴
くさび式足場の支柱は鋼管に一定間隔に緊結部(こぶ、コマ、くさびポケット)がついており、これがくさび式足場の大きな特徴です。
緊結部をくさびによって緊結することにより、くさび式足場は組み上げられます。
支柱にはいくつかの長さが存在し、これらを組み合わせることでさまざまな高さの建物にも対応できるようになっています。
くさび式足場支柱の長さ
【くさび式足場Aタイプ】
・3,600mm
・2,700mm
・1,800mm
・900mm
・740mm
くさび式足場Aタイプの1コマの間隔は450mmで、支柱の太さはφ(直径)48.6です。
【くさび式足場Bタイプ】
・3,800mm
・2,850mm
・1,900mm
・1,230mm
・1,095mm
・950mm
・620mm
・475mm
・130mm
くさび式足場Bタイプの1コマの間隔は475mmで、支柱の太さはφ48.6です。
くさび式足場の支柱の間隔
くさび式足場の支柱の設置間隔は、仮設工業会の「くさび緊結式足場の組立て及び仕様に関する技術基準」によれば、
①支柱の間隔は桁行方向1.85m以下、梁間方向1.5m以下とする。
②緊結部付支柱を接続したほぞ部(接合する際、一方の端部に作る突起)またはジョイント部は抜き止めを施す。
としています。
くさび式足場は原則として二側足場で設置する
厚生労働省が定める「足場先行工法に関するガイドライン」では、「足場は二側足場とすること。
ただし、敷地が狭あいな場合等二側足場の設置が困難な場合には、ブラケット一側足場等とすることができる」としています。
さらに、仮設工業会が定める「くさび緊結式足場の組立て及び仕様に関する技術基準」においても、「足場は、本足場とすること。
ただし、敷地が狭あいな場合等本足場の設置が困難な場合には、ブラケット一側足場とすることができる。」としています。
二側足場にするか、ブラケット一側足場にするかどうかは、敷地に二側足場を設置できないほど敷地が狭あいかどうか、という観点で判断します。
経費などを理由として一側足場にすることはできません。
くさび式足場はコストを抑えて組み立てられる足場
くさび式足場は緊結部が付いた支柱とくさびが付いた部材をハンマーで打ち込み、組み立てる足場です。
ハンマー1本で組立作業が簡単にできるだけでなく、設置に重機が必要ないため、組み立て・解体もスピーディーでコストを抑えることが可能です。
さらに複雑な建物にも対応できる足場のため、現在の建設現場では広く活用されています。
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