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鳶職に役立つ資格

建築現場では、「危険が伴う作業には有資格者を従事させなければならない」と、

このように法律で定められており、資格は欠かせない存在となっています。

その資格には、国家資格がある「免許」から講習を受けるだけで取得できる「技能講習」「特別教育」などの種類があり

高度な作業をする為に必要となるものは、国家資格の扱いにもなっています!

今回は鳶職にとって三種の神器とも言われている3つの資格について皆様にご紹介致します。

 

■玉掛け技能講習、玉掛け特別教育

鳶の仕事に就いてまず最初に取る資格であり

最も重要で必要となる資格はこの「玉掛け」です。

クレーン等で荷を吊る時に、ワイヤーロープなどを吊り荷に掛ける作業を「玉掛け」、

これを外す作業を「玉外し」と言い、この一連の作業には「玉掛け」の資格が必要となります。

足場、鉄骨、橋架け、機械、重量など鳶の作業には様々な種類がありますが、

いかなる鳶の作業にも玉掛け作業は必須となります。

 

そして、玉掛け作業には人の命がかかっています。

資格の種類には技能講習と特別教育の2種類があり

技能講習は1トン以上、特別教育は1トン未満と定められています。

この制定されている重さは、吊り荷の重さではなくクレーン等の能力のことを差しています。

実質1トン未満のクレーンは少なく、玉掛けの資格といえば技能講習を修了した有資格者のことを言う事が多いです。

 

クレーン作業では玉掛け者とクレーンへの合図者を選任しますが、建築現場では玉掛け者合図者と一括りになっています。

合図者は無資格でもできることになっていますが、鳶の作業では玉掛けと合図がセットの作業が多いので

玉掛け者と合図者を兼任する事が多いです。

 

また、能力向上教育といった再教育を5年毎に受講することが推奨されています。

 

■足場の組立て等作業主任者技能講習

玉掛けの次に取得するのはこの「足場の免許」と言われる資格です。

取得には足場作業の経験が3年以上必要となります。

吊理足場や張出し足場、又は高さが5メートル以上の足場の組立て解体、変更の作業には

足場の免許の有資格者を配置する事が法律で義務づけられています。

 

■建築物等の鉄骨組立て等作業主任者技能講習

玉掛けに続き、鉄骨建方に絶対不可欠な資格の1つ。

取得には鉄骨に関する作業の経験が3年以上必要となります。

高さが5メートル以上ある建築物の鉄骨、鉄塔の組立解体、変更の作業には

鉄骨組立て等作業主任者の有資格者を配置しなければならないと決められています。

 

■国に認められた鳶「とび技能士」免許(国家試験)

都道府県知事が実施している技能検定。

この資格を取得することによって「国に認められた鳶職人」になる事ができます!

そして、鳶の親方として独立する為には「とび一級技能士」が必要となります。

試験の概要は実地作業試験と学科試験があり、一級、二級、三級と区分されています。

それぞれの等級によって実施作業内容の難易度が異なります。

 

■技能試験の実地と学科の難易度について

実地試験において最も重視しなければならない課題、それは「体力」です。

実地試験は7月中旬に行われます。

もちろん室内ではなく屋外の炎天下の中作業を行うことになります。

そして実地試験を終えると次に待っているのは学科試験です。

その試験内容は鳶に関することだけでなく建築全体についても出題されるので独学では難しいかもしれません。

各地の実地する団体等が学科試験の講習を有料で行なっているので、それらに申し込むことをオススメします!

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