建設足場にはどんな種類がある?方式ごとの特徴と安全性を解説
建設現場や解体工事の現場では、作業中の安全を確保する目的で
建物を取り囲むように仮設の足場を組み立てるのが一般的です。
建設足場には使用される資材や構造の違いによって、多くの種類があります。
その中から現在の主流となっている3種類の建設足場について、
特徴と安全性など基本的な情報をまとめてみました。
▶︎単管足場
いわゆる鉄パイプを意味する単管を何本も接合することで建設足場を組み立てる方式が、
塗装工事などでよく使用される単管足場です。
単管足場は組み立てたり解体したりするのに少々時間はかかりますが、
組み立てそのものの難易度は高くないことから根強い人気があります。
丸太と紐を使用して仮設の足場を組み立てていた頃と比べ、
鋼鉄製パイプを使用するようになった現在の単管足場は耐久性と安全性が大きく向上しました。
組み立て方を工夫することで全体の形状を自由に変えられるため、
住宅密集地のような狭い場所でも建設足場を設置できるというメリットがあります。
単管足場はホームセンターから資材を買ってきて自分で設置することも可能ですが、
安全性を考慮すると専門業者に任せた方がいいでしょう。
▶︎くさび式足場
部材同士を組み立てる際にハンマーを使用し、くさび型の金具を打ち込むのがくさび式足場です。
以前は低層の住宅用として使われていましたが、技術が進歩した現在では
30mを超えるような中層建築の建設現場でも使用されています。
くさび式足場はハンマー1本あれば組み立てられるという簡便性に加え、
建設足場の中では組み立てや解体がスピーディーという点が特長です。
使用されている部材は錆に強く耐久性と安全性が高い上に、
コストパフォーマンスに優れているというメリットも見逃せません。
▶︎枠組み足場
建物の建築工事用や解体工事用だけでなく、橋梁建設のように
大規模な工事にも使用されているのが枠組み足場です。
ビルのような高層建築物の工事に使用される建設足場はほとんどが枠組み足場で、
強度が高い部材を使っているため安全性の高さを誇ります。
枠組み足場を設置するには建物の周囲にある程度のスペースが必要ですが、
組み立てや解体の作業そのものの難易度は決して高くありません。
ハンマーを打ち込む必要がないため組み立ての際に大きな騒音が発生しにくく、
建設足場としてのコストパフォーマンスも良好です。
▶︎まとめ
建設足場には他にも橋梁工事用の吊り足場や、
仕上げ工事で重宝される移動式足場があります。
住宅やビルなどの建設現場では、基本情報を紹介した
3種類の建設足場の中から選ぶのが一般的です。
用途に応じた種類の建設足場を選ぶことで工事の作業も効率化されると同時に、
作業員の安全性も確保されます。
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