くさび式足場の安全性について、設置基準は請け負う会社に委ねられる?
筋かいがなくても足場の強度にほとんど影響しないのではないか、ちょっと高さがあっても安全ネットがあるなら大丈夫だろう…こうした議論も巻き起こっています。
現在も、足場の設置基準だったり安全基準の改正が行われており、常に足場組み立てに関して仮設足場を請け負う業者は情報収集に余念がありません。
安全第一で作業を行うことに注力しています。
仮設足場の安全性を今一度、確認しておく必要もあるでしょう。
もちろん、作業主任者のみならず、仮設足場を組み立てる鳶職人一人ひとりも、設置基準や安全基準についてしっかり学んでおかなければなりません。
今回は、くさび式足場の安全性について解説していきます。
くさび式足場とは
くさび式足場は、住宅の外壁塗装や屋根塗装の足場として主流です。
主に、低層施工に用いる足場ですが、その安全性も認められるようになってからは利便性の高さから中層階のビル建築工事でも使用されています。
住宅のような低層階の現場に限定していたくさび式足場でしたが、用途を中層階のビルなどの施工にも広げることができ、足場を請け負う会社の活躍の幅も広がりを見せています。
組み立て基準が異なるくさび式足場
くさび式足場は、高さ31mまでの足場を組み立てることができていたのが、技術基準が改正されてからは45mまでの足場を組み立てることができるようになっています。
その技術基準から、くさび式足場の用途がビル工事の足場と住宅施工の足場に分けられています。もちろん、高さが異なるので、それぞれ組み立て基準も異なります。
ちなみに、単管足場は狭い現場で使用するのに適していますが、単管なので作業員が身を乗り出して転落したり、道具が落下したりと危険性も問題視されています。
単管足場の場合、建地の上端から測定し、31mを超える部分の建地に管を2本組にすることを定めています。
安全衛生規則の規定を準用することを定めています。
2本組にすることでコスト高になることをいい風に思わない業者もいるかもしれませんが、せめて、安全ネットを設置する必要があるでしょう。
足場の高さとは
足場の高さは人の身長のように外見上の高さではありません。
足場の高さとは、構造上の高さです。地盤面から構造上重要な部分までの高さになります。
なので、本来なら足場床の上で作業をする作業員の背丈よりもさらに高く組み立てる必要になります。
足場の種類によって構造材とみなされる足場もあれば、布は布、構造材ではないのだからその上端までが足場の高さ!という基準にもなっています。
まとめ
法の見直しや改正により、足場の安全性は高まりつつあります。
しかし、その組み立てに関しては、現場に任せられているのは確かです。
だからこそ、足場の組み立てが実績多数の会社が信頼され選ばれるでしょう。
和歌山・大阪での足場建設工はエヌ・ステージング株式会社にお任せ下さい。
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