作業員の安全性を確保する 足場工事で行われている安全対策
足場工事は高所作業が多いため、危険性が伴います。
事故を防ぎ、安全性の高い作業を行うために法律や省令により、足場の安全対策が定められています。
ここでは、足場工事の安全対策について解説します。
労働安全衛生規則(足場等)が改正
建設業界では高所からの墜落・転落による労働災害が多発しています。
このことを踏まえ、平成21年6月1日に足場等からの墜落防止等の対策強化をはかるために、足場等からの墜落防止措置等に関する労働安全衛生規則の一部が改正されました。
改正の主な内容は足場の種類に応じて墜落防止措置が必要になったこと、足場の安全点検の充実等が挙げられます。
さらに、平成27年7月1日の労働安全衛生規則の改正では、足場からの墜落防止対策の強化関係の改正、安全点検に関する事項の一部義務化、足場特別教育の義務化等が定められました。
このように、足場工事で起こる労働災害等を防ぐために法律により足場のルールも常に更新されていっています。
足場工事で行われている安全対策
ここからは、安衛則で定められている足場工事の安全対策のルールをご紹介します。
墜落防止措置を充実させる
足場の安全性を維持する為、組立て等を行う場合には幅40cm以上の作業床を設置する、床材と建地の隙間を12cm以下とするなどの墜落防止措置を充実させることが義務付けられています。
注文者も点検が必要
足場の組立・一部解体・変更などを行った後、悪天候後は足場工事の事業者だけでなく、依頼・注文した元請け事業主も足場の点検・補修が義務付けられています。
また、足場の点検結果の記録、保存も義務化されました。
足場の組立等に従事する者は特別教育が必要
足場の組立・解体・変更等に従事する作業員は「足場の組立て等特別教育」を修了している必要があります。
足場工事での作業の安全性を確保するためには足場そのものの安全性を確保するだけでなく、作業する人も足場に関する正しい知識を持っていることが大切です。
特別教育が必要な業務は足場の高さに関係なく、足場工事に携わる人は特別教育を受講していなければなりません。
安全対策をしっかり意識して作業を行うことが大切
足場工事の安全性についてご紹介しました。
足場工事の事故を防ぐため、法律や省令もより安全な対策ができるよう更新されています。
足場の安全性を確保するためには、法律等のルールを守ることはもちろん、作業に関わる作業員全員が安全対策をしっかりと意識して作業にあたることが大切です。
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