外壁塗装工事で足場を解体するタイミングと足場解体の手順
外壁材がサイディングやモルタルの住宅では定期的な外壁塗装工事が必要です。
外壁塗装をするには足場を設置して作業を行いますが、工事完了後、どのタイミングで足場を解体するのがベストなのでしょうか。
ここでは、外壁塗装工事で足場を解体するのに最適なタイミング、足場解体の手順を解説します。
外壁工事で足場を解体するタイミング
外壁塗装工事の場合、足場を解体するのは塗装工事完了後、完了検査を実施したあとです。
完了検査とは、外壁塗装工事の最終チェックのことで、塗装に塗り残しはないか、色むらはないか、周囲に塗料が飛散していないかなどをチェックします。
万が一塗り直しや補修の必要が見つかった場合、足場を解体したあとでは再び足場を組み立てる必要があるため、足場が残っている状態で検査を行います。
施主にも確認してもらい、問題がなければ外壁塗装工事は完了となり、足場も解体します。
足場解体の手順
足場解体の手順は基本的に組立とは反対の流れで進めます。
手すり→先行手すり→階段→踏板→支柱の順で解体していきます。
1.手すりをハンマーで叩いて外します。
2.先行手すりを外します。
先行手すりの上部をハンマーで叩いて緊結部から外し、斜材を1本ずつ取り外します。
3.最上部の手すりを外したあと、階段の金具を上げて取り外します。
4.下の階から金具を片方ずつ上げ、外します。
5.踏板に掛かっていた手すりを外したあと、支柱を取り外します。
解体作業は一般的な戸建て住宅であれば2~3名の作業員で3~4時間程度で完了できます。
くさび式足場の場合、解体時に部材をハンマーで叩く音が響くため、近隣に迷惑がかからないよう、丁寧かつスピーディーに完了させます。
作業時には建物に部材をぶつけて傷つけてしまうことのないよう、十分な注意が必要です。
解体作業は組み立て作業と同様、安全帯を取り付け、安全に十分配慮して行います。
また、解体作業に関わる作業員は「足場の特別教育」を修了している者でなければなりません。
足場は安全対策を講じたうえで速やかに解体する
外壁工事では万が一不備があった場合に備えて、完了検査のあと、工事の品質が問題ないことを確認してから足場の解体をします。
解体の際には作業員はもちろん、近隣住民や通行人の安全に十分配慮し、法令に基づいた手順と安全対策を講じたうえで作業を行います。
足場業者は最新の法令を遵守し、足場に関わる作業員全員に安全ルールを周知徹底して安全な足場設置に取り組んでいます。
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