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足場の高さ制限を超える場合の安全措置と最大積載荷重の基準

足場は安全のため、高さ制限が設けられています。

高さ制限は足場の種類や用途により変わり、法令に基づき設置する必要があります。

 

もし、高さ制限を超えて設置する場合は、十分な安全措置が必要です。

この記事では、足場が高さ制限を超える場合の安全措置について解説します。

 

足場が高さ制限を超える場合の措置

 

くさび式足場ビル工事用が高さ31mを超える場合の措置

くさび式足場にはビル工事用と住宅工事用があり、それぞれ目的に応じた設置基準が設けられています。

くさび式足場の高さは原則として31mが上限ですが、ビル工事用くさび式足場の場合、次の措置をすれば45m以下まで使用できます。

 

①建地となる緊結部支柱の最高部から31mを超える地上までの支柱は原則として2本組とする

②2本組は足場用鋼管と支柱を緊結金具で堅固に固定する

③固定する緊結金具は足場用鋼管の上端部、下端部、角層の腕木付近に取り付ける

 

ただし、31mを超える部分の建地について、建地の下端に作用する設計荷重がこの建地の最大使用荷重を超えないときは鋼管を2本組にする必要はありません。

 

枠組足場が高さ45mを超える場合の措置

 

枠組足場が高さ45mを超える場合は、強度検討を行います。

具体的には最下段の建枠・ジャッキベースは、足場の自重および積載荷重に対して許容支持力以下であるか検討します。

 

また補強方法として、最後部から45mを超える建枠の建地は、超えた長さ分最下部から単管で補強します。

 

足場の最大積載荷重の基準

 

足場の設置を計画する際に算出しておかなければならないのが足場の積載荷重です。

安衛法では事業者は足場の構造や材料に応じて作業床の最大積載荷重を定め、かつこれを超えて積載してはならないとしています。
さらに、最大積載荷重を労働者に周知するため、積載荷重の表示が義務付けられています。

 

足場の積載荷重は布板により変わります。

たとえば、布板の幅が500の場合、布板1枚あたりの許容積載荷重は250kgとなります。

 

また、単管足場の場合、建地間(1スパン)あたりの積載荷重を400kg以下とすることが安衛法で定められています。

足場の積載荷重は足場により基準が異なりますので注意が必要です。

 

足場は十分な安全措置のもと設置する

 

足場は十分な安全措置のもと設置することが求められています。
また、足場は種類ごとに高さ制限や最大積載荷重、安全措置が異なります。

 

使用する足場に応じた安全対策の方法を熟知し、足場に合った対策を講じることが必要です。

 

 

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