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くさび式足場の組み方の流れと組み立て作業時の注意点

くさび式足場はハンマー1本で組み立てが可能な足場で、建築現場や外壁工事の現場で広く活用されています。

今回は、くさび式足場の組み方の流れや設置の際の注意点について解説します。

 

くさび式足場の組み方

くさび式足場の組み方の流れは一般的に次のようになります。

 

第1層の組み立て

第1層の組み方としては、敷板の上にジャッキベースを配置して2本の釘で固定し、地盤の高低差を確認してハンドルの高さを合わせます。

支柱をコーナー部のジャッキベースに差し込み、支柱と支柱を手すりでつなげてハンマーで打ち込んで固定します。

コーナー部が出来上がったら、ほかの支柱にも手すりをつなげていきます。

 

作業床となる位置にブラケットをはめ込み、踏板もはめ込みます。
そのあと、作業床から2ポケット(90cm)の高さに手すりを打ち込みます。

 

第2層の組み立て

第2層の支柱を建て込みます。
第1層のブラケットを打ち込み、90cmの位置に手すりを打ち込んで設置します。

 

控え・火打ち梁・大筋交の設置

控えは角度が60度になるように設置し、控えと杭を自在クランプで固定します。

大筋交は接地面と約45度の角度で設置します。
建物の1構面が大きいケースでは八の字になるように大筋交を設置します。

 

足場の最上部に単管を火打ち状に取り付けます。
火打ち梁は支柱と支柱に取り付け、手すりには設置しないようにします。

 

階段の設置

階段は高さ3.6mごとに踊り場を設置します。
階段手すりは、階段と平行になえるように設置します。

 

くさび式足場を組み立てる際の注意点

くさび式足場を組み立てる際にはいくつかの注意点があります。

まず、支柱のくさびポケットに支柱を取り付ける際は手ハンマーで打ち込むことが大切です。
打込みを行わないと足場全体が揺れる原因となってしまいます。

 

また、支柱を立てる際は支柱ポケットの向きを揃えるという点がポイントとなります。
向きが1つだけ違うと手すりや踏板が水平にならず、足場が揺れる原因となります。

 

さらに、敷板にジャッキベースを設置した際、釘でしっかりと固定しておかなければ、作業中に敷板が外れてしまう可能性があります。
ジャッベースは足場全体を支える役割を持っていますので釘での固定が必要です。

 

足場は組み方の手順を守って設置する

くさび式足場の組み方と組み立てるときの注意点について解説しました。

足場の組み立ての際には、法律で定められた規定に従い、安全性に十分配慮して設置することが求められています。

 

足場業者は足場の組立図に基づき、計画に沿って足場の組み立てを行っています。

 

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