新着情報

足場の作業手順書の作り方のポイント・作業手順書を作る目的

足場の管理者は、足場の組立て・解体作業で作業員が安全を確保しつつ、効率的に作業を完了できるように作業工程の調整を管理する必要があります。

 

すべての作業員が安全に効率的に作業を進められるよう、作業手順書を作成する必要がありますが、どのように作ったら良いのか悩むときもあるでしょう。

ここでは、足場の手順書の作り方のポイントをご紹介します。

 

足場の作業手順書を作る目的

足場の組立て・解体・変更等の作業の適切な進め方を示したものが作業手順書です。

ムリ・ムダ・ムラを排除し、どの作業員がやっても一定の品質と効率を確保し、かつ安全で低コストでできるやり方を示しています。

 

足場の作業手順書は作業の効率化を図るためだけでなく、作業員が安全に足場の設置や解体ができるように、あらかじめ危険を予測して回避する役割もあります。

事故や災害を防ぎ、安全に作業をする目的でも作業手順書の存在は大切なものです。

 

足場の作業手順書に求められること

足場の作業手順書には次の事柄が求められます。

手順書の作り方を考えるうえで重要なポイントとなりますので、ポイントを押さえて対策を行います。

 

1.作業標準・技術標準をクリアしている

2.法令や社内ルールと矛盾しないものである

3.過去に発生した事故や災害の対策が考慮されている

4.作業に関わる人全員が理解できる内容となっている

5.実行可能なものである

6.いつでも確認できるようになっている・誰でも取り出せる場所に保管している

 

足場の作業手順書の作り方

足場の作業手順書は一般的に以下のような作り方で作成します。

 

作業を単位ごとに分ける

一連の作業はいくつかの単位作業から成り立っています。
単位作業は作業の区切りとなるため、作業手順書を作る場合はまず作業を単位ごとに分けることから始めます。

 

単位内の作業を分解する

単位作業の中の作業をさらに分解し、作業手順を作ります。
作業手順は簡潔に記載します。

また、2名で行う作業などはA、Bなど作業者を記号で表現して記載します。

 

手順を構成する

作業場の安全、品質、効率性、環境、コストなどを検討し最も良い手順を決めます。
手順の構成は、実際に作業に当たる作業員と確認しながら行うことで、理解しやすい手順書に仕上げられます。

 

過去の事故・災害事例を記載する

手順書にその作業に関連する過去の事故・災害事例を簡潔に記載して、注意喚起します。

 

足場の作業手順書は安全のためにも重要なもの

足場の作業手順書の作り方について解説しました。

作業手順書は作業を効率化し、誰が作業しても一定のクオリティを維持できるだけでなく、作業で起こりやすい危険を事前に予測し回避するためにも大切な物です。

 

作成した手順書は現場の現状や法令に合わせてこまめに改定していき、作業員全員が安全に作業しやすいように見直し・変更を行います。

和歌山・大阪での足場建設工はエヌ・ステージング株式会社にお任せ下さい。


会社名:エヌ・ステージング株式会社

住所:〒640-8481 和歌山県和歌山市直川593

TEL:073-488-8678 
FAX :073-488-8679

求人用ダイヤル : 090-7756-1234

MAIL:nstaging.1234@circus.ocn.ne.jp

対応エリア:和歌山~大阪エリアを中心

業務内容:住宅足場工事・公共足場工事・プラント足場工事・仮設足場工事・
鳶工事・重量物設置工事・解体工事・塗装工事・土木工事・電気工事・大工工事・外構工事