足場用アンカー跡の補修方法は?コンクリート・タイルの補修方法
足場用のアンカーは足場と外壁などの構造部材を固定するためにコンクリートに埋め込んで使用する金具です。
アンカーを設置することにより、足場の転倒や歪みを防げます。
工事後壁つなぎを撤去した際には外壁に穴が開いた状態になってしまい、補修が必要です。
今回は、足場用のアンカー跡の補修方法をご紹介します。
外壁のアンカー跡補修方法
コンクリート壁のアンカー跡の補修方法
コンクリートのアンカー跡は深いため、穴のなかにコーキング材を充填し、埋めます。
そのあとにタッチアップ剤で色を調整して塗り、跡が目立たないようにします。
タイル壁のアンカー跡の補修方法
タイル外壁のアンカー跡は、足場解体の際にタッチアップを使用して埋めます。
タイルにアンカーを打ち込む際にタイルが剥がれていますので、剥がれた部分にタイルを張ります。
ネックロールピンシステム工法とは
外壁タイル面に足場を設置した際、タイルにアンカーで足場つなぎを設置します。
その際、振動ドリルで穴を開けるとタイルが砕け、施工後にタイルの張り替えが必要になります。
上から同じような色のタイルを張りますが、その部分の意匠性が悪くなるケースがあります。
このような事態を改善できるのがネックロールピンシステムです。
ネックロールピンシステムの施工方法
【足場組立て時】
1.無振動ドリルでタイル面にφ18の丸形に穿孔します。
2.壁繋ぎ用のアンカーを打ち込みます。
3.壁つなぎを取ります
【足場解体時】
1.壁つなぎを外します。
2.止水ボルトを取り付けます。
3.ネックロールピンを取り付けて完了です。
ネックロールピンシステム工法は、壁つなぎアンカーを壁内に残した状態で美観を保持できます。
さらに、止水ボルトが穴の中に水が入り込むのを防ぐため、壁内のアンカーが錆びません。
また、次回の外壁工事の際に再利用できるため、コストダウンにつながります。
ネックロールピンシステムを採用することで、これまで足場が設置できなかった石壁、石調タイルにも足場が設置できるようになります。
アンカーと足場は外壁工事ではなくてはならない存在
足場のアンカーの補修方法について解説しました。
壁つなぎはアンカーを使って足場と外壁を繋ぐことにより、足場の転倒や変形を防ぎます。
アンカーにはさまざまな種類があり、鉄、ナイロン、ステンレス、鋼材など、重さや耐力に違いがありますので、建物の材質や使用目的によって適切なものを選ぶ必要があります。
また、アンカー跡の修繕も適切な方法を選び、建物の美観を保つことが求められます。
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