建設で重要な役割を持つ建設足場の歴史と足場の種類・特徴
建設足場とは建築工事や外壁工事等で高所作業をするための仮設設備のことを言います。
建設足場にはいくつかの種類がありますが、ここでは足場の歴史や現在の日本国内で主に使われている単管足場、くさび緊結式足場、枠組足場についてご紹介します。
建設足場の歴史
建設足場ははっきりとした起源は定かになっていませんが、紀元前2500年頃のピラミッドの建設には使用されていたとされています。
また、紀元前300年頃から1900年もの月日をかけて完成した万里の長城にも足場が使用されていたことが分かっています。
日本では平安京遷都の時代には足場を指す言葉が記録されています。
それから1000年以上の時を経て建設足場は進化し、建築物の進化と共にさまざまな企業から仮設足場の資材が登場しています。
また、足場作業の安全に関する情報も整備され、施工現場での災害を防ぐためのルールが整備されています。
主な建設足場の種類と特徴
単管足場
単管と呼ばれる鉄パイプにクランプなどの部材をつなぎ合わせて組み立てる足場です。
コストが低く組み立ての自由度が高いため、スペースが狭い場所でも設置できるというメリットがあります。
また部材はホームセンターなどでも扱っている為DIYでも使用されることの多いタイプです。
くさび緊結式足場
くさび緊結式足場は支柱の鋼管に緊結分がついており、この緊結部にクサビで手摺や筋交を緊結する建設足場です。
くさび緊結式足場の最大の特徴はハンマー1本で簡単に組み立て・解体ができる点です。
そのため、作業効率がよく作業時間を短縮できるというメリットがあります。
以前は一般家屋のような低層住宅工事用の足場を中心に使用されてきましたが、近年では中層建築工事用の仮設足場としても使用されています。
枠組足場
枠組足場は門型に溶接された鋼管に部材を組み立てるタイプの足場です。
橋梁工事や建築工事の現場などで幅広く使用されている現在ではオーソドックスな足場です。
部材の強度が高いため安全性が高く、地上45m、15階建てまでの高層建築物にも使用することが可能です。
ただ、大掛かりな足場となるため、設置場所にはスペースが必要となります。
安全に作業するためには足場は欠かせない存在
建設足場は建築物や工事の内容に応じてさまざまな種類があります。
どの建設足場も現場の作業員の安全を確保するためには欠かせない存在です。
作業員が安心して作業に専念でき、作業しやすい環境を作るためにも安全安心の建設足場を組み立てることが必須となります。
そのため、足場工事は経験豊富な会社に依頼するのが重要なポイントとなります。
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