くさび式足場に使用される主な部材の寸法とは?目安となるサイズを紹介
ハンマー一つで比較的簡単に足場の組み立てや解体ができるくさび式足場は、
仮設の設備の性格が強い足場に最適な足場の種類の1つです。
そんなくさび式足場にはどのような部材があり、寸法はどんなものなのでしょうか。
今回は、くさび式足場に使用される主な部材を紹介し、その寸法の目安について解説します。
くさび式足場の部材の寸法とは?
くさび式足は、基本的に芯々で計測します。
例えば、手すりで例えると1200手すりの場合は、パイプの有効長さが約1100㎜程になります。
つまり、実際の寸法の長さと規格では若干異なるという点を知っておく必要があります。
具体的には、表記規格の長さよりも約100㎜程引いた長さがパイプ部分の有効長さです。
ちなみに様々な部材が存在するものの、いずれもそのほとんどが仮設工業会の認定商品です。
仮設工業会は、一般社団法人仮設工業会のことを言います。
これは、建設工事に使用される、足場を含む様々な仮説の構造部の機材を認定する組織です。
当然、くさび式足場の寸法なども使用基準の設定を行っており、
強度試験や技術指導なども実施している団体として知られています。
この組織に認定されたくさび式足場の部材が認定品として流通する仕組みです。
ただし、特殊な形状のものや寸法が極端に短いものなどは
認定されていないという断りが入ったうえで、販売やレンタルされているケースも見られます。
くさび式足場の主な部材の寸法を紹介
くさび式足場の部材は、非常に多くのものがあります。
ざっと紹介すると、約20種類程度存在するため、ここでは主な部材である
支柱、ブラケット、手摺り、踏板(アンチ)、センター踏板を紹介しましょう。
支柱は、くさび式足場のメイン部材です。
この部材の寸法は、φ(ファイ、直径)48.6㎜で3.6m、2.7m、1.8mといった寸法のものがあり、
これ以外にも1mを下回るものも存在しています。
ブラケットは支柱と踏板を支える部材で、支える部分の寸法で
400、600、そして小ぶりな200mmのものがあります。
踏板のうち、滑り止めのついたアンチ踏板は500幅、400幅、250幅が寸法であります。
また、メッシュのセンター踏板は250幅や150幅などがメジャーです。
もちろん、これ以外の寸法もあるので、各取り扱い会社によって異なります。
まとめ
くさび式足場は、様々な寸法のものがあります。
これらの寸法を知っておくことで、最適な足場を組むことができます。
また、仮設工業会の認定品であるかなど、チェックすべきポイントも少なくありません。
まずは、最適な寸法と工業会の適合品であるかなどを調べて、
足場工事をスムースにできる準備をしてみましょう。
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