エヌ・ステージング株式会社

くさび式足場の特徴

リフォーム、建築作業の効率や安全性を高めるために、工事を始める前に足場が組み立てられます。

以前までビルなどの建物では枠組み足場を使われていることが多かったのですが、

最近はくさび式の需要も増えています。

今回は、くさび式足場の特徴についてご紹介します。

 

▶︎組み立てや解体がスムーズで時間も短縮される

くさび式はハンマー1つで組み立てられるのが特徴で、ほかの言い方ではビケ足場とも呼ばれています。

最大の魅力はやはり設置がスピーディーなことでしょう。

組み方もシンプルでめんどうな手間が省かれるので、大幅に時間が短縮されます。

また、解体もほかの方法に比べると簡単になり撤去の時間が短くなることも利点です。

安定性についてもくさび式足場は優秀と言えるでしょう。

1枚の板の大きさが大きいために、職人の立ち位置も安定します。

体勢にムリがあると落下するおそれもあり危険ですが、この方法はその心配はほとんどありません。

長い時間バランスをキープできるため作業しやすくなります。

 

▶︎さまざまな建物に対応できることも魅力

くさび式足場の組みたてで使う資材の寸法はさまざまです。

長さやかたちのバリエーションが豊富なので、柔軟に対応できます。

一般的な建物はもちろんですが、それ以外の色々なかたちの建物に使えるのも強みです。

また、比較的軽量で扱いやすくなることも、この方法の良い点と言えるでしょう。

軽いことは職人の作業のスピードにも役立てられ、

重いものを持つより負担が軽くなることで、疲労も軽くなるのではないでしょうか。

以前までは高さがある建物は枠組み足場を使われることが多かったのですが、

最近ではくさび式も45メートルまでの高さに対応できるようになりました。

低層階、中層階以外の現場でも役立てられているようです。

 

▶︎時には音がデメリットになることもある

くさび式のデメリットをあげるとしたら、作業時の音でしょうか。

ハンマー1つで組み立てられるということはメリットでもありますが大きな音が出ます。

実はその音が問題点となっているのです。

工事をするとなるとある程度の音は仕方がないことですが、

場合によってはこれが騒音となることもあるので注意が必要となります。

 

 

組み立てや解体のスピード、安全性など、くさび式足場は利点が多く、

トータル的にバランスが取れた方法と言えるでしょう。

また、かたちに柔軟に対応できることも強みです。

この先もさまざまな建物で使用され、活躍の場を広げていくことが予測されます。