エヌ・ステージング株式会社

安くても削ってはダメ!⑴

もちろん金額はとても重要です。

しかし屋根塗装では、決して外してはいけない作業・項目があります。

ここをきちんとやっておかないと、施工不良になってやり直したり、

雨漏りの原因になったりと、後々に100万円単位の大きな損害になる可能性があるものです。

万が一見積もりに入っていなかったら、必ず入れてもらうようにしましょう。

それでは、一つずつ見ていきましょう。

⑴足場の種類は「ビケ足場」。「単管足場」はNG!

足場にはいくつか種類があります。

その中でも、屋根塗装の際は必ず「ビケ足場・くさび式足場」というものを使いましょう。

逆に「単管足場」は絶対に避けてください。

なぜなら、安全や品質面で問題がある足場だからです。

単管足場 ・2本のパイプを抱き合わせて作る足場。

・塗装職人などでも自分で組み立てることが可能。

・自分たちで組み立てられる分割安にできる。

・足元に常に注意しなければいけないため、細かい作業には向いていない。

ビケ足場

(くさび式足場)

・歩ける幅の床がついている足場。

・足場専門業者でないと組み立てられない。

・塗装会社は基本的に、提携している専門業者に組んでもらっている。

・余裕を持って動け、重い塗料を置いたりもできるため、丁寧で効率の良い作業ができる。

 

例え単管足場で安くできでも、万が一落下事故が起こってしまったり、

手が届きにくい細かいところで手抜きをされて施工不良が起こったりしては、意味がありませんよね。

足場は必ずビケ足場にしてもらいましょう。

「足場代無料」は注意!

・「キャンペーンで足場代無料にしますよ!」という場合は、単管足場の可能性があります。

・ビケ足場は専門業者に依頼するため、本当に費用をゼロにすることは不可能だからです。

・このように言われたら、「ちゃんとビケ足場でやってくれますか?」と必ず聞いておきましょう。